2023/06/14
日本水引の著者、長浦ちえさんにお会いしてきました。
名古屋にいる水引仲間の、サロンオープン記念イベントに、宮城から駆けつけお会いできたのです。
日本のあちこちに水引仲間が増えています。
ご縁を大切にする水引ならではの繋がりに思えます。
私も水引の講座を開催しているので、水引の歴史や背景にも触れて説明することも、しばしば。
「諸説あり」の中に、こんなにも奥深さがあるのだと、調査・取材を重ねた長浦さんの視点を勉強させていただきました。
さっそく、6月開催の教室にて、話す機会がありそうです。
2023/03/05
『祝い毬』を結ばせていただきました。
日本橋高島屋さんの90周年記念の飾りに、約30個の水引毬飾りが飾られます。
日本全国にいる毬遣い(毬を結ぶ認定者)の中から9名(私も含む)+毬の考案者であるmicono先生とで結んだ毬です。
普段結ぶのもより、大きな毬。
結びの構造も全く別モノで。腕がパンパンになりながらの作業でしたが、とにかく楽しい作業時間でした。
高島屋さんには3月1日~6月6日まで展示されます。
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/90th/index.html
2022/12/28
画像は、七宝結びの水引立体ギフトbox。
中身は入っていないけど、今年出会った皆さんに感謝の気持ちを込めて。
出会ってくれた人、支えてくれた人、背中を押してくれた人。
今は忙しそうだからと、何も言わずに待っていてくれた人。
皆さん、本当にありがとうございます。
今年は、水引毬飾りの広島展示、パリ開催のジャパンエキスポ出展、水引作家が集まる水引合宿の参加や東京でのグループ展。
それから、新東北みやげコンテストに『ピンWAっち』が入選するなど、盛りだくさんな1年でした。そして、このホームページも作成。
Instagram同様、独り言を綴るブログですが
伝える、発信するって大切なんだなぁ、と感じた1年でした。
今年は、インディージョーンズみたいな1年で。
後ろから巨大な玉が転がってきて、追われるように、とにかく走る走る。
自分を試されるような試練があったけれど、それでも不思議と助けて導いてくれる存在も現れる。そんな冒険の日々でした。もちろん、冒険はまだまだ続きますよ。
『宮城の水引の人』と呼ばれる私、水引オリイの続編をお楽しみに♪
2023年もよろしくお願いいたします。
2022/11/17
『ピンWAっち』のお話。
今回は、三日月のこと。
ピンWAっちにデザインされた三日月は、私が住む宮城県を代表する、あの方。伊達政宗公の兜飾りをイメージしています。
これね、切れ端の水引で作っています。
いつも、水引作品を作るときに、切落としてしまう部分です。
切った水引を、残すか捨てるかの、私の基準は「最低限の小さな結びが作れるかどうか。」でした。でも、この三日月は結んでいないので、今まで捨てていた長さの水引も、再利用できます。
この『ピンWAっち』、例えば三日月部分だけ、ご自分で切れ端の中から色を選んで完成させる、プチワークショップのも楽しそうですね。
ピン部分は完成品をお持ちすれば、選んで貼り付けるだけ。
接着剤が乾くまでの時間くらいであっという間に完成できますね。
な~んて妄想をして楽しんでおります。
ちなみに、画像は、私のピンWAっち。プラチナ水引という、キラキラした白2色に、さらに白。そしてシルバーをアクセントにセレクトしました。
皆さんは、どんなお色で作りますか?
2022/11/15
ピンWAっち。
ちょっとふざけた名前のこちら。
水引でできた、とっても軽いピンバッチです。
話せば長い、このピンWAっちの物語。
今回は、『輪』について、書かせていただきます。
白い水引の輪が、いくつも重なっているデザインのピンWAっち。
この輪は、東北6県をイメージした6つの輪からできています。
水引2本を使って輪にしているんです。
私が水引を結ぶ時に、いつも思うのは「結びの距離感って、人との距離に似ているな」ということ。
水引を2本使って結ぶとき、曲線を出すにも、外側が締め付けすぎると内側の水引が窮屈で苦しい。
かといって、離れすぎたら内側をサポートできない。
内と外、両方が心地よくないと、伸びやかな曲線が生まれません。
子育てや家族や友人、職場での関係。お互いが心地よい距離には、正解はないのだと私は思います。それぞれが「一致団結!」ではなく、心地良い輪が作れるよう。輪の大きさや形は違っても、どこかで繋がっている。そして、輪は幾重にも重なることができる。そんな想いのもと、このピンWAっちには、白い輪の下に金色の6つの輪が隠れているんですよ。そんな『輪』のお話しでした。
2022/10/30
Instagramのアカウント名が変更になりました。
osanpokumasanから、mizuhikioriiへ。
どうして今まで、osanpokumasanだったのかと言いますと。
30代のころに、趣味でクラシックバレエをやっていたころの話になるのですが。
ある日のレッスンで、バレリーナの歩き方の練習として、「貴婦人が立派なドレスを両手でつまみながら、優雅に歩くイメージ」でと言われまして。
その時歩いた私の姿を見た先生が、「ツンとした貴婦人」ではなく「森を楽しそうに歩くお散歩するクマさん」のようだと表現されたのです。決してイヤミではなく、楽しそうね♪と。
貴婦人よりも、楽しそうに森を歩くクマさんのほうが、私らしいなと、当時の私のお気に入りの言葉が「osanpokumasan」でした。
今は、たくさんの方に水引Ori-iを知っていただけて。
より、スッキリするほうにまとめることにいたしました。
Ori-iもね、「己を織り成す」気持ちから名付けた屋号です。
「オリイ」の名前も、これからたくさんの方々に知っていただけますように。
2022/10/26
東京・北青山にて、水引作家12人による展示会を開催いたしました。
立候補制ではなく、選ばれし12人の水引作家たちです。
今回、翼3作目のこちらも展示。ちょっぴり仕掛けを公開です。
遠くから翼を眺めていたら気づかない。
羽ばたきに来た人だけが見えるよう、翼の奥にたくさんの花を咲かせました。
「羽ばたく意思を持つと、見えてくる景色も変わってきますよ♪」
というメッセージを込めました。
今回の展示会で、私の在廊日に合わせて、会いに来てくださった方々が、本当にたくさんいらして。
千葉・横浜・群馬・埼玉・栃木・・・。
遠方から、はるばる。
「お会いしたくて」と。
嬉しさと感謝の気持ちとともに、背筋がピンとなるような。この気持ちを忘れずに作り続けたいです。
そして、水引の色んな可能性も感じられた展示会となりました。
2022/10/19
10月22日からの、東京での展示会に向けて
ディスプレイ用の草木染め水引で結ぶ『毬飾り』の準備が整いました。
こちら、つるし雛風にテグスでつるします。
水引を結ぶ時は、1㎜以下の微妙の調整もしているのですが
実は、とっても不器用な私。
毬と、木製のパーツを 均等に配置・・・が、できません。
何度もやり直して、最後は「均等じゃないところも個性」ということで
ようやく完成です。
水引毬飾りは、水引ライナーlabというフェイスブック上のグループの創設者micono先生考案の結び。
技術を習得して、認定を受けた『毬遣い』のみが結べる飾りです。
毬飾りを連続で結ぶと、指先からの緊張が腕にも伝わり、腕が上がらなくなることも。
昨日は整体に行き、肩から腕をほぐしてもらってきました。
先生曰く「何か憑いてたね」レベルのガチガチ具合だったようで。
人間に戻って帰ってまいりました。
何度結んでも、緊張感と水引への敬意を忘れずにいたいな、と思う今日このごろです。
2022/10/08
10月の展示会で発表する 翼です。
土台から手作り。水引で結んだ翼です。
今回、初めてフレームに飾る形で登場です。
1作目は、左右対称に翼を「広げる」翼。
2作目は、7色の水引を使った翼。
「一歩踏み出す翼」がテーマでした。
そしてこの子。
「羽ばたくと決めたからこそ、見える景色」
そんなイメージです。
完成形を、悩んで、悩んで。
締め切りギリギリ。
ここまできて、ようやくピコーン♪
こうしよう!という形が見えてきました。
見えない部分ですが それこそが今回のテーマかと。
さて、展示会に出す作品発送まで
あと12日。
最後に、どんな想いをのせたのか
展示会の写真とともに、お伝えしますね。
2022/10/03
水引Ori-i、ブログはじめました。